大型ローラービットではベアリング容量が大きくとれることから掘削による刃先摩耗がビット寿命の決定要因となることが多いため、歯先とベアリング部を分離し、交換できる構造にすることによりベアリング部の再使用を可能とし掘削コスト削減を可能にしました。
また、掘削対象に最適なリングに交換することによりリング自体の長寿命化を図ることも可能です。
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大型ローラービットではベアリング容量が大きくとれることから掘削による刃先摩耗がビット寿命の決定要因となることが多いため、歯先とベアリング部を分離し、交換できる構造にすることによりベアリング部の再使用を可能とし掘削コスト削減を可能にしました。
また、掘削対象に最適なリングに交換することによりリング自体の長寿命化を図ることも可能です。
高硬度材料に最適な熱処理を施すことにより耐摩耗性を有するリングです。
多くの土質に適用可能であり、特に一様な岩盤(一軸圧縮強度150MPaの掘削実績あり)の掘削においては安定した掘進性能を示します。
掘削対象:一様な軟岩~硬岩
対象岩盤により2種類のリングを用意してます。
焼き入れリングに比べやわらかい材料を使用し、互層、玉石、礫などの地盤で優れた耐衝撃性を示します。
また超硬チップ・硬化肉盛により焼き入れリングよりも優れた耐摩耗性も発揮します
掘削対象:互層・玉石・礫(一軸圧縮強度60MPa~)
ディスク型チップインサートリングと同様の特徴を持つが、ボタン型チップを突出させ母材と地盤の接触を減少させることにより、容易に破砕可能な地盤で優れた寿命、掘進性能を示します。
掘削対象:風化岩・軟岩~硬岩(一軸圧縮強度60MPa~)